大切な人を見つけたら

~2人の体験談~

カミングアウト・母編(2)

2009年に母にカミングアウトをした時の話で、前回の続きです。

カミングアウト・母編(1) - 大切な人を見つけたら

 

(地名や名前など、手紙の一部を再編しています。)

お姉ちゃんにもずっと黙っていましたが、付き合って1年を過ぎた頃にメールで言いました。すごく驚いていたけど、今では二人でメールのやり取りもしてるようで、良き理解者です。今年度が終わって年度末の仕事が落ち着いたら、一緒に暮らそうかと考えています。

だけど、結婚はできません。恋人も女性だからです。(中略・彼女の紹介)

お父さんやお母さんにわざわざこんな事を言って戸惑わせる事が一番正しいことなのかは分かりません。

だけど、私の大切な人たち双方に何も接点がないまま日常を過ごすのが嫌でした。会話は少なくても大切な家族だし、どんなに疲れていても、泣いても、励ましてくれる人が近くに居てくれること、独りではないこと、その人を日陰の存在にしたくなかったし、どちらにもその存在の大きさを知っていて欲しかった。

これは私のわがままかもしれませんが。

 

法的に婚姻という形が今の日本で認められていない以上、周囲の認知が大切だと思うところもあります。この手紙を出す前の状態のままなら、もし私が倒れたとき・事故に遭ったときは、彼女は医師の説明を聞くことができません。

家族もその存在を知らず、法的に他人だからです。友人には少しずつカミングアウト(告白)しています。

 

お母さん、(そのうち時機を見てお父さん)への報告が遅くなったのは、他でもなく大切な人達だからです。というか怖かった。

いくらお母さんと言えど、「母親」という面以外、私は何一つ知らないような気がしたし、子供の頃、旧姓の時、この事に対してどんな考えを持っている人なのか、何も知らなかったからです。

お母さんだから分かってくれる「はず」という淡い期待はあっても、確信は持っていないし、お母さんもお母さんで、ニュースやテレビで見ることはあっても、まさか自分の子がとは思ってもみないだろうから。

そして、この手紙に関して、一番心配してるのは恋人です。一緒に暮らすだけなら、親にそこまで言わなくても住めると。

もし、断絶状態とか、「帰ってきなさいっ!!!!!」なんて、親子関係が最悪な状態にはなりはしないかと。

突然の報告で驚いたことかと思います。 気が向いたら返事もらえると嬉しいです。

  

ということで次回は、母からの返事編を予定しています。


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